Aurora MySQL でバイナリログレプリケーションを実施した場合、最長でどれぐらいの期間バイナリログを保持できるか教えてください
困っていた内容
Aurora MySQL クラスターでバイナリログレプリケーションを実施しているのですが、CloudWatch メトリクス SumBinaryLogSize の上昇がここ 2 日間続いています。
バイナリログがこのままレプリケート元の Aurora MySQL クラスターに蓄積していった場合、バイナリログは最長でいつまでクラスターのストレージ上に保持されるのでしょうか?
Amazon Aurora の Amazon CloudWatch メトリクス
SumBinaryLogSize
バイナリログファイルの合計サイズ。
結論
ご利用中の Aurora MySQL バージョンによって、バイナリログを保持できる最大期間が変わります。
Aurora MySQL バージョン 1 をご利用の場合は、最長で 90 日間、Aurora MySQL バージョン 2 および 3 をご利用の場合は、最長で 7 日間のバイナリログ保持期間を設定可能です。
Aurora と MySQL との間、または Aurora と別の Aurora DB クラスターとの間のレプリケーション (バイナリログレプリケーション)
Aurora MySQL バージョン 1 の最大値は 2160 (90 日) です。Aurora MySQL バージョン 2 および 3 の最大値は 168 (7 日) です。
バイナリログ保持期間の設定変更にあたっては、mysql_rds_set_configuration プロシージャの利用が必要となります。
バイナリログを保持する時間数またはレプリケーションを遅延させる秒数を指定します。
なお、設定が変更されていない場合は、Aurora MySQL バイナリログ保持期間のデフォルト値である 1 日が適用されます。
まとめ
この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。